2024/01/09 20:54
革製品を作る際にどうしても出てしまう
余った革の生地をどう使うか・・・
以前そんな話をしたのを覚えていますか?
Japan Made 屋のグループLINEでも
様々な意見を頂いたのですが、
その中で「革の手袋を制作しては?」という
ご意見がありました!
すごく良いアイディアだと思ったのですが
余った革を使って作るには
革の量が足りません。
そこで
余った革で作るのではなく
革手袋を1商品として新たに作ろう!
と思い、制作をスタートしました。
早速1stサンプルが仕上がってきたので
皆さんにお見せしたいと思います。
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じゃーん
右手も左手も手の甲の部分は
同じ牛革の防水レザーで作りました。
しかし
手の平の部分は
右手は牛革の防水レザー
左手はシープのレザーを使って
左右で素材を変えて作ってみました。
写真で違いが分かって頂けるでしょうか?
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なぜ手の平の素材を変えたかと言うと
防水仕様の牛革はテクスチャーが硬く、
手袋にした時指が曲がらない可能性がありました。
シープの革は柔らかく、
指が曲げやすい素材になっています。
知識としては知っていましたが
一度 実際に作って
どれぐらい硬さに違いがあるのか
確かめてみようと思いまして・・・
あえて
左右で質感違いに作ってみたのです。
実際にはめてみて、質感を確認した結果
やはり
手の平部分はシープ革を
使用することに決めました!
しかし
このシープ革のテカテカした表面感が
どうも気に入りません!
2ndサンプルでは
高級感のあるマットな表面のシープ革に
変更しようと思っています。
ただ・・・
シープ革自体の値段が上がっているそうで
縫製工場さんとしては
そこまで革の材質にこだわらなくても・・・
という雰囲気でした。
そこで革自体はシープのレザーを扱っている
レザー屋さんを探して
直接話をしてみようと考えています。
縫製に関しては革手袋の産地として有名な
香川県の縫製工場さんにお願いしようと思っています。
香川県は国内の手袋生産の
なんと!90%のシェアを占めているのです。
さてさて
最後は裏地の話ですが・・・
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革手袋の
より詳しいお話は
⬇ 公式コラムへどうぞ ⬇