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2023/06/19 14:43

長男→縦糸と横糸で織られた布帛(ふはく)

次男→一本の糸をループ状に編んだニット

三男→科学的に繊維を布上に結合した不織布

これは、先週のコラムでお伝えした

「布帛・ニット・不織布」生地三兄弟のことです。

そんな三兄弟の次男坊、

「ニット素材」

を使った新製品を作りたいと思いましたので…

今日はそんなお話です。

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ニットは何より動きやすい!

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ニットは一本の糸でループを作っていき、

そのループ同士を絡ませることで布にしていきます。

最大のメリットは体にフィットする着心地です。

ですから

ニットは私達の生活中では引っ張りだこ!

様々なシーンでニットが使われています。

ニットは一本の糸を編んで作られる生地・・・

と言いましたが、

編むためにはまずその「糸」が必要です。

ふわふわの綿を細く撚り合わせて糸になるのですが

綿から糸を紡ぐことを「紡糸(ぼうし)」と言います。

最高品質の一本の糸

それをとことん追求している紡糸企業があります。

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オーガニック綿農場とまるごと契約!?

一本の糸にこだわり続ける企業

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大阪にある大正紡績は大正7年から続く老舗でありながら

「一本」の糸へのこだわりを

ずっと追求している企業のひとつです。

なんと

安定した高品質の綿を紡糸し続けるために

ニューメキシコ州のオーガニックコットン農場と

まるっと農場ごと契約しているのです。

世界のオーガニックコットンの生産量は、

コットンの総生産量のなんと約0.7%です。

オーガニックコットンとして認められるには

大変高いハードルをクリアしなければなりません。

①オーガニック農産物の生産方法に従って3年以上の生産実績を経て、

第三者認証機関に認められた農地でつくられていること。

②栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられていること。

③非遺伝子組み換えの種子を使用すること。

④トレーサビリティが確保されていること。

・・・という四項目をクリアした上で

世界ルールのGOTS認証をもらった数少ないコットンだけが

オーガニックコットンと言われるのです。

大正紡績がオーガニックコットンを紡糸し続けていることは

それだけすごいことなのです。

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ニットで作りたい新たな商品は・・・?

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そんな大正紡績製の生地サンプルを見てみましょう。

写真から高級感が伝わっていただけますでしょうか。

こんなにカラフルな生地を見ていると

またまた僕の制作意欲がむくむく・・・

すこーんと抜けるような夏の空気と

カラフルなポロシャツがイメージできました。

パーソナルカラー診断をしていると、

印象をパッと明るくするカラーが

一人一人にあるということを

改めて実感しています。

今までアースカラーしか着たことがなかった方にも、

新しいカラーをご提案する機会も増えました。

なにより

僕もカラーに対する意識が高まりました。

もうひとつイメージしたアイテムが

カーディガン。

アウターでカラーを取り入れる勇気はなくても

インナーとアウターの間に

カラーもののカーディガンを差し込むだけでも

パーソナルカラーを気軽に取り入れることができます。

まだ僕の頭の中でのイメージ段階の新商品ですが

まだまだ皆さんに伝えたい品質や技術があるので、

それを惜しみなく使った

最高品質の商品を作っていきたいと思っています。

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