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2023/06/05 16:18

やっぱりJapan Made 屋の服は素材が命!

色々な生地を

自分の目で確かめて

自分の手で触って

仕入れることで、

「この生地であれ作ろうかな。」

「あれにはこの生地が向いているかも」

と、

頭の中で架空の新製品が出来ていきます。

生地はアイデアの宝庫です。

今回は新たに訪問した生地屋さんで

いくつか仕入れた生地をご紹介します。

まだどんな製品になるかは未定ですが、

仕入れた生地から

僕が次に作りたいものや

今気になっていることが

分かってしまうから不思議です。

あなただったらこれらの生地で何を作りたいですか?

その① チャック柄

基本

シンプルイズベスト

がモットーですが・・・

こんなチェック柄に惹かれました。

ウールと組み合わせてもいいし、

ジャケットの裏地でも素敵。

ブランケットなど

雑貨にしても可愛いかなと思っています。

その② コーデュロイ

既に頭の中は秋冬のアイテム制作。

こんなコーデュロイに惹かれました。

コーデュロイの特徴といえば、

やはり表面のポコポコとした凸凹です。

この凹凸を「畝(うね)」と言います。

この畝があるからこそ、

凸凹の隙間に空気を蓄えることができ、

保湿性・吸湿性に優れているのです。

畝の幅によって全く印象も変わって

ひとくちにコーデュロイといっても

とても沢山の種類があります。

コーデュロイはニットとの相性も良く、

季節感を引き出す素材でもあります。

秋冬にコデュロイのパンツも

作ってみたいなぁ・・・

その③ VENTILEという生地

ベンタイルという生地に

惹かれました。

「防水」言えば、ナイロン製品が優秀ですが

綿の糸を限界まで打ち込むことで

密度を限界まで高め、

綿なのに

防水に優れているんです!

イギリスのランカシャー州にあるファブリックメーカー

タルボットウィービング社が展開しました。

ベンタイルはイギリスで第二次世界大戦時に

パイロットの軍服用として開発された生地です。

このベンタイル生地の開発おかげで、

パイロットは冷たい海の上に落下したとしても、

寿命が20分以上にまで伸びたと言われています。

今では日常着として取り入れられている生地ですが、

そういった歴史的背景を知ると、

寒さを凌ぎ、水を防ぐことへの

信頼がグッと高まります。

良い生地との出会いをどこまでも求めていく・・・

まとめてみると・・・

僕は

①チェック柄が気になっていて

②コーデュロイが気になっていて

③ベンタイル生地が気になっている

という状況です。

これからも

西に良い生地があると聞けば、バイクで触りに行きますし

東に良い生地があると聞けば、やっぱりバイクで触りに行きます!

最良品質を求めて、妥協いたしません!


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